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ガビ(蛾眉)鳥、庭先に来る。 [北窓だより]

先のブログでも書いた蛾眉鳥ですが、今日のお昼頃、あの高く鋭くけたたましい声が間近に聞こえてきたので、慌てて窓を開けて見ると、この鳥が来ていました。
今伸びている黒竹の先のほうに、ちょうど止ったところで横顔がはっきり見えました。
歩く会でもらったコピーで想像したよりもずっと大きい感じで、ウグイスよりも一回りどころかヒヨドリくらいはある大きさ、羽根の黒っぽいウグイス色もぼさぼさした感じで、眼のあたりも隈取をした歌舞伎役者のよう、こちらの思い込みもあって何か猛々しい様子で憎らしい姿をしているのです。
これまでウグイスやホトトギスの声を圧するように林の中で啼いていたガビの声が、そこではこのところあまり聞かれなくなって、高校の校庭の木々の繁みなどから聞こえてくることが多くなっていて、昔は飼い鳥であったせいで町中が恋しくなったか、などと思っていたのですが…。
中国からやってきたこの外来種は、姿も大きく声も高く、何処にいても在来の鳥たちを圧倒しているようです。
ウグイスがこの庭先にやってきて、声を聞かせてくれたときは感動しましたが、この鳥の声を聞き、姿まで見たときは(初めてみました)、憎らしく思ってしまったのはやはり偏見かもしれません。
それでもウグイスやキビタキやシジュウカラのように小さくて可愛らしくて繊細な小鳥、声も澄んだ声であるのに対して、この大柄な鳥は姿もぼさぼさ、甲高い声もガラガラした声が混じっていて好きになれないのでした。ガビにしては気の毒な、身びいきです。

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